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発案第10号 消防団員の費用弁償(出動手当)の見直しを求める要望書

議決年月日
平成17年10月18日
議決結果
(各会派の態度)
原案可決
自民党議員団 賛成
共産党議員団 賛成
公明党議員団 賛成
民主クラブ 賛成
オンブズマンみなと・一票の会 賛成
港区民クラブ 賛成
みなとかがやき 賛成
ネットワークみなと社民 賛成

本文

 港区内には芝消防団、麻布消防団、赤坂消防団、高輪消防団の四消防団が活動しています。
 消防団員は、生業を持つ傍ら、「わが街を災害から守る」という使命感のもと、地域の先頭に立ち防火・防災のリーダーとして幅広い活動を行っています。
 地域の人々は、消防団員に対して強い期待と信頼を寄せています。
港区は、災害に強いまちづくりに向けた取り組みを推進していますが、地域の実情に詳しい消防団員の火災防止をはじめとした多岐にわたる活動は、非常に重要な役割を担っています。
 近年、台風や集中豪雨時の浸水被害が多発し、その度ごとに消防団員は、被害防止と警戒に徹夜も含め区民の生命と財産を守るため、活躍しています。
 しかしながら、徹夜も含むこの活動に対する費用弁償(出動手当)は、昭和五十八年に改正されて以来二十三年間経過しているにもかかわらず、 一回の出動に対して、二、五〇〇円のままであり、あまりにも低すぎると言わざるを得ません。
よって港区議会は、区民の生命と財産を守る活動に対して、その活動にふさわしい費用弁償への見直しを強く要望いたします。

平成十七年十月十八日
                       港区議会議長 佐々木 義信

東京都知事
東京消防庁総監 あて

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