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発案第10号 赤坂大輔議員に対する議員辞職勧告決議

議決年月日
平成28年9月9日
議決結果
(各会派の態度)
原案可決
自民党議員団 賛成
みなと政策会議 賛成
公明党議員団 賛成
共産党議員団 賛成
東京維新の会 除斥
港区民と歩む会 賛成
街づくりミナト 賛成

本文

 赤坂大輔議員は、平成28年第2回港区議会定例会会期中の平成28年7月14日の深夜、港区赤坂の路上で、乗車していたタクシーの運転手に暴行し、けがを負わせたとして8月29日に逮捕され、この事実が大きく報道されました。報道を受け、港区議会にも多くの方から、非難の声が寄せられており、我々も強い憤りを感じております。
 また、この事実は逮捕報道により明らかになりましたが、逮捕報道がされるまでの間、区議会に対して自らは一切報告せず、隠ぺいしようとしていたと言っても過言ではありません。
 本人も暴力行為を行ったことを認めておりますが、いかなる理由があろうとも、暴力に訴えることは、断じて許されるものではありません。
 このような行為は、議会の品位と名誉を著しく汚しただけでなく、港区議会に対する区民の信頼を大きく失墜させたものであります。
 区議会議員は、区民からの信託を受けた区民の代表として、議員活動を通じて区民福祉の向上に努める職責を有しており、法令を順守し、常に自らを厳しく律することが求められています。
 区議会議員が逮捕された事件は、港区議会史上初めてのことであり、司法の場でどのような判断がなされようと、港区議会としては断固として許すことはできません。
 本来であれば、公人として自らその責任を痛感し、議員辞職を決断すべきですが、未だその意思を表明していません。
 よって港区議会は、赤坂大輔議員に対し、自ら犯した行為と責任を重く真摯に受け止め、区議会議員の職を辞するよう強く勧告するものであります。
 以上、決議する。


平成28年9月9日
                               港区議会

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