録画内容:
令和4年第1回定例会
令和4年3月11日 (令和4年度予算特別委員会)
総括質問 熊田 ちづ子(共産党議員団)
1 ふるさと納税について
 TV等でふるさと納税がばら色に描かれている。特別区長会や全国市長会としての国への要請も重要だが、区民にふるさと納税の問題点等を知ってもらうことが重要。
広報みなとでの特集や、あらゆる機会を通じてふるさと納税の問題点と解決策を知ってもらう活動をすべき。
2 男子トイレにサニタリーボックスを設置することについて
 膀胱がんを公表したキャスターが「男子トイレに汚物入れを!」と声をあげたことなど、男子トイレの個室にサニタリーボックス(汚物入れ)の設置を求める声が高まっている。
 多様性を尊重する社会の実現に向け、区有施設の男子トイレにサニタリーボックスの設置をすすめること。
3 プラスチック廃棄物のリサイクルについて
 4月1日からプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が施行される。
ア 国からの補助金についてはしっかりと確保するよう準備を進めること。
イ 港区は、既に全てのプラスチックを回収しているが、環境省から示されている「プラスチック使用製品廃棄物の分別収集の手引き」に基づいて、区民にわかりやすいパンフレットを作成すること。
ウ 何を買ってもプラスチックの廃棄物が大量に出る。汚れた容器などが焼却ゴミに混入して廃棄される場合が多く見受けられる。法の施行に合わせて、分別のやり方を丁寧にお知らせすること。
4 戸別収集の拡大について
 65歳以上のひとり暮らしの方は、8,403人(2022年1月1日現在)。安否確認は重要である。職員を増やし、戸別収集を増やすこと。
5 おむつのリサイクルについて
 地球環境を守るために、紙おむつを可燃ごみでなく、リサイクルするための動きが広がっている。
 港区も、早急に紙おむつのリサイクルに取り組むこと。
6 給水スポットの設置について
 誰もが取り組みやすいのが、マイボトルの活用である。
 区施設に、マイボトル用の給水器(ボトルディスペンサー型)の設置をすすめること。
7 「ちぃばす」のEV化の推進について
 区長は所信表明で、「ちぃばすのEV化を推進する」と述べている。今年度3台が更新時期を迎えたが、EV化しなかった。
 来年度、更新時期を迎える8台と2023年に更新時期を迎える4台をEV化すること。
8 通学路の喫煙場所の撤去、密閉化について
ア 通学路上に4か所の指定喫煙場所がある。毎日通学する児童・生徒は、いや応なしに喫煙の影響を受ける。児童・生徒の健康を考えたら、一日も早く撤去するか、密閉式にするなど、抜本的な対策を実施すること。
イ 教育委員会として、通学路にある喫煙場所の撤去などの対策を要求すること。
9 インボイスに伴うシルバー人材センターへの支援について
ア 国にインボイスの中止、延期、見直しを求めること。
イ シルバー人材センターへの導入に向けた支援だけでなく、運営が継続できるような資金援助も含めた支援を行うこと。
10 区施設の自動販売機は、港区心身障害児・者団体連合会など、関係団体の設置とすることについて
 区有施設の自動販売機の設置については、港区心身障害児・者団体連合会の「十年のあゆみ」に区有施設に設置されるようになったいきさつが詳しく掲載されている。1986年の麻布支所の第1号の設置から、36年間区が支援してきた障害者団体等の設置を守ること。
11 港区コミュニティバス乗車券は、満70歳になる月の初日から申し込みができるようにすることについて
 無料入浴券の枚数は月単位で枚数を決めている。窓口で前もって申請を受け付けた場合、誕生日前日に発送しなければならないといった事務の煩雑さも防ぐことができる。誕生月の初日から申請ができるように改善すること。
12 高齢者集合住宅の空き家から入居までの時間の短縮について
 入居を待っている高齢者の気持ちを考え、1日でも早く入居できるように短縮できるところがないか改めて工事日程を見直し、入居までの時間を短縮すること。
13 認可保育園を守るための支援について
ア 定員割れに対する特別助成を継続すること。
イ 特別助成を継続しないのであれば、開設から5年経過した園をどのように守るのか。
14 都立病院を守ることについて
 人々の命を重んじる立場で行政のトップとして、東京都立病院条例を廃止せず、独立行政法人化をやめるよう東京都に強く要請すること。
15 住宅宿泊施設のフロントの設置を義務化することについて
 羽田空港からの利便性もいい港区では今後、ホテルや民泊等の利用が増えることが想定される。住民の住環境を守る上でもフロントの設置を義務化すること。
16 神宮外苑再開発について
 今回の神宮外苑の再開発を、多くの区民、都民、市民は知らない。港区の歴史に汚点を残さないために、計画の抜本的見直しを求めること。
17 高輪築堤について
 イコモスの警告を受け止めて、今後、150年前の遺構・高輪築堤をどうすることがよいのか、イコモスの知恵も借り、今後の進むべき方向を決めていくために、港区も知恵出すこと。
18 その他
添付資料