発案20第13号 東京都下水道局の芝浦水再生センターの上部利用に関する要望書
東京都下水道局の芝浦水再生センターの上部利用については、下水道局との協定により、昭和55年4月以来、A面、B面及びC面の合わせて、 2万8千5百平方メートルを順次、区立芝浦中央公園として整備し、区民に開放してきました。
芝浦・港南地域は、土地利用転換による大規模集合住宅の建設により人口が急増しており、芝浦中央公園は地域のみどりの拠点として区民のレクリエーション機能や防災機能の強化が、 これまでに増して求められております。このため、未整備のD面についても、区民の関心は高く、早期の下水道施設再構築と覆蓋化後の上部利用を再三要望してきたところです。
このような中、過日、東京都から「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」が公表され、芝浦水再生センターは、優先的に整備を進める地区に位置づけられており、 大規模公園や緑地を導入することが示されました。
また、7月22日には、下水道局から同センター南西側の用地を利用した、センター再構築に伴う上部利用事業者公開募集要項が公表されました。
つきましては、芝浦水再生センター再構築に伴う整備に当たり、港区の長年の要望であるD面の覆蓋化については、従来からの協議の経緯を踏まえ、 区民の意向が十分反映されるスポーツ・レクリエーション機能を持った公園となるよう、早期に完成することを強く要望します。
平成20年10月10日
港区議会議長 井筒 宣弘
東京都知事 あて