発案28第5号 バングラデシュにおけるテロ行為に対する非難決議
今般、バングラデシュの首都ダッカのレストランで日本人を含む20人もの尊い人命が奪われ、また、多くの方々が負傷するというテロ事件が発生しました。
犠牲になられた日本人7人の方々は、いずれも途上国支援に情熱を持ち、国際協力機構(JICA)のインフラ整備プロジェクトに関わっていました。志半ばで、突然その生涯を閉じられてしまった方々の無念さを思うと言葉もありません。深い悲しみと強い憤りを感じます。
港区議会は、区民を代表し、この無法なテロ行為に怒りを込めて断固抗議・非難します。
ここに、全ての犠牲者の方々と、そのご家族・関係者の皆さんに深く哀悼の意を表するとともに、惨事に遭遇された多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
テロ行為は、世界の平和と民主主義を冒涜するものであり、いかなる理由があろうとも、断じて許されるものではありません。
よって、港区議会は、政府に対し、テロの脅威に直面する国際社会との連携と取り組みを一層強化するとともに、国内はもとより、海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講じるよう強く求めるものです。
以上、決議する。
平成28年7月13日
港区議会