録画内容:
令和5年第1回定例会
令和5年3月8日 (令和5年度予算特別委員会)
審議 福島 宏子(共産党議員団)
1 区の財政を区民のために活用することについて
港区の基金残高は伸び続け、2018年から5年で348億円増えている。区の豊かな財政を区民のために活用すること。
2 区職員を増やすことについて
港区の職員総数は15年間で238人減って、今年度2,204人。会計年度任用職員970人と委託契約職員103人で1,073人。
地方公務員としてのスキルアップには経験が必要である。正規の職員を増やすこと。
3 STOP!!羽田低空飛行について
固定化回避ではなく、港区上空を飛ばない飛行ルートへの見直し、海上ルートに戻すことを国に強く要請すること。
4 福祉総合窓口の改善について
長い準備期間を経て昨年8月に開設したが、職員への負担増や連携の在り方など多くの課題が明らかになっている。福祉現場の相談内容は複雑化している。現場の声を聴き、改善を急ぐこと。
5 保育士の配置基準の見直しについて
国の配置基準では子どもの安全は守れないと現場の声は切実である。
ア 区独自で見直すこと。
イ 区立・私立の格差をなくし、同等の保育士の加配をすること。
ウ 区内全園の実態調査を実施すること。
6 特別養護老人ホームでの医療的ケアのある方への対応について
事業者募集では、医療行為や重度介護者への基本姿勢が提案されている。提案に沿った運営がされているか早急に調査し、改善すること。
7 高齢者世帯に防災用リュックの支給を急ぐことについて
8 障害者のタクシー利用券の支給枚数を増やすことについて
タクシー運賃の値上げに伴い、週3回の人工透析が欠かせない患者などが深刻になっている。タクシー利用券の支給枚数(給付額)を増やすこと。
9 AEDのコンビニエンスストアへの設置を依頼することについて
10 免税事業者を入札から排除しないことについて
自治体と取引のある事業者側がインボイス登録をしていないと取引から除外されるおそれがある。免税事業者を入札から排除しないこと。
11 公衆トイレの在り方について
公衆トイレの整備に当たり、男女別、パウダールームの設置、温水洗浄式便座の設置、シートクリーナーの設置、生理用品の設置、サニタリーボックスの設置など、考慮し進めること。
12 区有施設のトイレに生理用品を備え付けることについて
機器に頼ることなく、ケースに入れておくだけで十分である。トイレットペーパーと同じように全ての区有施設のトイレに生理用品を設置すること。
13 都営住宅空き住戸の募集要請を区長名で行うことについて
東京都ホームページによると、都営住宅の空き住戸は496戸である。この間、担当課長名で空き住戸の募集を要請しているがなかなか改善されない。全ての空き住戸の募集を行うよう、区長名で要請すること。
14 シティハイツ一ツ木及びシティハイツ白金の建て替えについて
単身の高齢者の住宅事情は深刻である。戸数を増やせる区営住宅は建て替えを進めること。
15 赤坂台町アパート跡地の利用について
更地になってから十四、五年間放置されている。東京都の活用が決まるまで子どもたちの多目的広場として活用するため東京都から借りること。
16 (仮称)飯倉公園自転車駐車場整備計画について
ア 住民、保護者の理解のないまま飯倉公園での自転車駐車場の整備を強行しないこと。
イ 高架下の利用者募集に手を挙げ、自転車駐車場を整備すること。また、既に港区の利用となっている赤羽橋側でも整備すること。
17 就学援助について
ア 物価の高騰が続いている。基準所得額を拡大して区民生活を応援すること。
イ 来年度の基準改正の際には、準要保護者の改正も行うこと。
ウ 就学援助に眼鏡、コンタクトレンズの購入費用を加えること。
18 入学祝金の支給について
新宿区は来年度から小学校入学時5万円、中学校入学時10万円を所得制限なしで支給することを決めた。港区も入学祝金を支給すること。
19 区立図書館の運営について
日本図書館協会は「公立図書館は地方公共団体が直接経営すべき」としている。指定管理者制度はなじまない。区立図書館の運営は直営に戻すこと。
20 神宮外苑再開発について
ア 再開発は一旦立ち止まって見直すよう事業者に要請すること。
イ 4列のイチョウ並木のうち、内側2列の持ち主は東京都である。東京都にイチョウ並木を名勝指定する立場を明確にするよう要請すること。
21 学校給食費ゼロについて
学校給食費ゼロは自治体の判断である。財源も十分にある。学校給食費ゼロを決断すること。
22 その他
添付資料