録画内容:
令和6年第1回定例会
令和6年2月15日 (本会議)
代表質問 小倉 りえこ(自民党議員団)
1 所信表明について
ア この任期で区政をどう進め区民・議会の期待に応えてきたか、区長なりの総括を。
イ 対応すべき重点施策を選択するに当たり、現状の区政や解決できていない課題をどのように捉えてきたか。また、区民に必要な視点で困難な課題でも取り組む姿勢が必要であるが、どのように優先順位を決めるのか、決めたのか。
2 安定した区政運営について
⑴ 財政・予算編成について
毎年「過去最大の当初予算規模」が続く港区。物価高の影響を受ける現在はもはやコロナ禍ではない。今の港区に不足している地域の実態や区民の実情をもっと的確に捉え、対策を講じていただきたい。
⑵ 基金について
1月末現在で合計17ある基金の残高が2,000億円を超えた。財政調整基金89億円を含む総額174億円を活用するとのことだが、それぞれの活用事業を組織横断的に増やしてもっと積極的に基金を使うべき。
⑶ ふるさと納税制度について
ファンディングや返礼品を設けた方がよいという意見もある中、まずはたくさんの方から港区が応援したい地域として選ばれる工夫や努力が足りないことを認識すべき。
⑷ 離職者を減らす取組について
ア 病気休暇も決して少なくない人数おり、会計年度任用職員を採用するもそれはあくまでも一時的なものであり、根本的な解決にはまだ遠い。離職者を少なくする取組をどのようにしていくか。
イ 区職員は港区の政策の根幹を支える大切な存在。若手職員のやる気を引き出し、それを周囲が支えていく環境をもっと整えてほしい。港区の発展のために職員がやる気を出せるための職場づくりをどのようにしていくべきか。
3 安全・安心の暮らしについて
⑴ 物価高騰対策について
人手不足の解消、地域社会の維持をはじめ、必要なところにしっかりと使う施策の展開を。徴収していたものを不徴収とするような給付に頼らない施策も一考の余地があるのでは。
⑵ DXについて
給付金は1日も早く届けるためのものであるが、速やかな給付を行えるシステム開発のための基盤づくりに着手していただきたい。
⑶ 町会・自治会について
港区にとって町会・自治会は地域の大切な窓口。抱えている問題をどのように支援していくか。
⑷ 総合支所制度について
総合支所の役割も複雑化し、機能を維持していくためにも改善は必要と思われる。総合支所制度を継続するのであれば、今後の改善に向けた検討や体制の展望は。
4 防災について
⑴ 災害への備え及び危機管理について
ア 広域避難場所や区民避難所で大勢が使用する前提のトイレの確保を、これまで以上に取り組むべき。
イ 自力では避難が難しい区民に向けた個別避難計画の策定がまだ全て終了していない。リスクが高いと思われる区民から策定を進めていくべき。進捗と方向性は。
ウ 古川の増水や雨量など危険が近づくとアナウンスがあるが、解除された時にアナウンスがない。安全を担保するためにも解除時の区民向け連絡手段があってもよいのでは。
⑵ 区民避難所運営訓練について
ア 災害時における避難所開設及び運営プロセスを、現在、地域組織に関わっていない区民にも分かりやすく可視化してもらいたい。
イ 指揮命令系統構築を今一度再確認して、関係者の理解をさらに深めていただきたい。
5 まちづくりについて
⑴ 港区開発事業に係る定住促進指導要綱について
項目と係数の見直しを。
⑵ 「ちぃばす」について
安定運行支援のための人材確保に対する支援が必要では。
⑶ きれいで快適に過ごせるまちづくりについて
街の美化を損ねる行為に関して、過料も可能性の一つとした上で対策案を講じていただきたい。
⑷ 区立公園等における公衆無線LAN環境整備について
設置のための調査設計を行う中で、様々な機能搭載の可能性を追求していただきたい。
6 次世代を担うこども政策について
⑴ 子育て施策について
ア 施策の充実にどのように取り組んでいくか。
イ 一時預かりの絶対数が足りない。気軽に利用してもらえるための数を増やすため、空き活用型を含めた対策なども並行して進めていただきたい。
⑵ 病児保育について
課題解決を進めるとともに、施設を増やす努力も忘れずお願いしたい。
7 高齢者聴力検診について
今後に生かすためにも実施に向けた取組の総括を。
8 教育について
⑴ 義務教育年齢の港区民の子どもたちに向けた支援について
全ての港区の義務教育年齢の子どもたちを支えられる施策の検討を。
⑵ 配慮が必要な子どもへの教育環境について
教員等人材確保を学校任せにせず、教育委員会事務局で一元化すべき。
⑶ 学校給食について
物価高の影響は学校給食にも及んでいる。十分な栄養バランスを保持した給食を提供できるよう責任を持って対応していただきたい。
⑷ 修学旅行等の事業者選定について
毎年のプロポーザル選考か随意契約か、委託事業者選定はどのようにあるべきか。
9 産業振興について
⑴ 中小企業支援について
物価・人件費の高騰、人材不足のための支援を。
⑵ 商店街振興について
ア 商店街運営のサポートをする仕組みが必要。解決に向けた区の支援は。
イ 店舗の人材確保のための支援を。
10 選挙について
⑴ 投票時本人確認について
⑵ 投票率の向上策について
⑶ 港区立小・中学校の児童・生徒に向けた主権者教育について
11 みなと芸術センターについて
芸術を素直に楽しみたい区民が置き去りになっているのではないか。区民に支持され喜ばれる施設となるには、どのように計画を進めて港区が関与するのか。
12 その他