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令和3年第3回定例会
令和3年9月10日 (本会議)
一般質問 熊田 ちづ子(共産党議員団)
1 国有地などの取得等について
赤坂7丁目の都営赤坂台町アパート跡地、芝消防署跡地、日本郵便株式会社の旧西麻布住宅跡地、麻布警察署跡地など、それぞれ区政運営にとっても貴重な土地です。
ア 取得することや、借地としての活用に向けて準備を進めること。
イ その他
2 窓口の証明書発行の業務委託をやめることについて
証明書発行を巡って、苦情が届いています。
なぜ時間がかかったのか、情報の管理はどうなっているのか、戸籍という重要な個人情報をなぜ民間に委託しているのかなど、民間委託を初めて知った住民からは区と委託事業者への不信が広がっています。
ア 住民からの苦情に対し、委託事業者任せにせず区としても改善に取り組むこと
イ 戸籍には出生や死亡、婚姻など最も大事な個人情報が記載されています。個人情報を扱う業務の民間委託はやめ、区直営に戻すこと。
ウ その他
3 生理用品を区有施設、小・中学校のトイレ(個室)に設置することについて
全国で生理用品の配布の取組をしている自治体は581にのぼります。
23区では千代田区、品川区、豊島区などで先進的に取り組まれています。
港区でも11箇所の区有施設での配布が始まり、7月からはエンジョイ・セレクト事業の商品に盛り込まれ、大変喜ばれています。
ア さらなる支援として区立小・中学校、区有施設の女子トイレ(個室)に生理用品を置くこと
イ その他
4 後期高齢者の医療費窓口2割負担導入をやめるよう国に申し入れることについて
政府は2022年度から75歳以上の医療費窓口負担を原則1割から2割負担にしようとしています。単身者で年収200万円以上、夫婦世帯で320万円以上であると約370万人が対象になります。
今回の法案には2割負担の対象は「政令で定める」としか書かれていません。高齢者の命と健康に関する大事なことを国会に諮ることもなく対象者を広げることができるなど、多くの問題が指摘されています。
ア 高齢者いじめの医療費窓口2割負担導入はやめるよう、国に申し入れること。
イ その他
5 聴こえのバリアフリー、港区独自の補聴器支援を早急に実施することについて
補聴器購入補助は全国に広がっています。
第2回定例会で区長は、港区独自の助成制度を整備すると答弁。
早急な支援を求めている区民の声に応えるべきです。
ア 実施内容と実施時期を明確にすること。
イ その他
6 国民の権利としての生活保護行政の実施について
厚生労働省は、3月30日に生活保護問答集の一部改正を行い、4月1日から適用されています。
今回の改正で、生活保護申請時に扶養照会を拒否する人の意向を尊重することが示され、扶養照会を行うのは扶養が期待できると判断される人だけに行うと明記されたことは、国会での我が党の取組と全国の運動の大きな成果です。
ア 扶養照会はやめること。
イ 今回の運用を周知徹底させることが重要です。そのためにも改正の内容を反映させた「生活保護のしおり」を早急に作成し、必要な人が権利として申請できるようにすること。
ウ 生活保護行政に関わる職員が今回の改正の趣旨を十分に理解し、この立場に立って住民に寄り添った対応をすべきです。そのための研修に力を入れること。
エ その他
7 待機児童ゼロ達成後の新たな課題について
ア 出産を要件とする認定期間の産後部分の延長を国に求めるとともに、区独自での支援を行うこと。
イ 育児休業取得中の第2子妊娠に対応できるよう、申し込みの条件を改善すること。
ウ 私立認可保育園への特別助成の5年縛りをやめること。
エ 遊び場確保のため、区有施設の提供を進めること。
オ 保育士確保について支援を行うこと。
カ その他
8 シルバーパスでゆりかもめに乗れるようにすることについて
台場のみなさんにとって、ゆりかもめやお台場レインボーバスは日常生活になくてはならない足です。
ア 高齢者の外出を支える足として、ゆりかもめでもシルバーパスが使えるようにすること。
イ その他
9 貸付型奨学金の返済免除について
ア 現在返済中の方が547人います。滞納イコール督促状ではなく、勤め先がどうなっているのか、どういう事情で返済が滞っているのか、返済の見通しがあるのか等々、しっかりと把握して、条例や施行規則で定められている返還猶予や返還免除の対象にならないのか、相手の置かれている状況に応じた対応をすること。
イ その他
10 その他