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令和3年第4回定例会
令和3年11月26日 (本会議)

一般質問 風見 利男

1 職員のメンタルヘルス問題の対策について
  病気休暇の多くが、メンタルの不調によるもの。今年4月以降も増え続け、20日以上の病気休暇取得者の8割から9割がメンタルの不調によるもの。
 ア 定数管理にとらわれず、大幅に人員を増やすこと。
 イ 大規模災害が発生したときに、区民の安全・安心を保障することも職員の仕事です。人員を増やすこと。
 ウ その他
2 羽田空港の都心低空飛行ルートの使用をやめ、海上ルートを利用することについて  
 ア 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会による外国人旅行者の増加、インバウンド、国際競争力強化のために増便が必要と、都心上空の低空飛行ルートを強行した。
羽田空港の着陸枠は24万3千便です。2020年4月から1年間の羽田空港の着陸便は、11万2,990便であるから、都心上空を飛ぶ必要はない。認識について伺いたい。
 イ 国は、羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会で、2つの飛行方式に絞りこみ、今後は安全性の評価など、導入の具体的な取組を実施していくとしているが、都心上空、港区上空を低空で飛行することには変わりがない。
南風時の午後3時から午後7時までの都心低空飛行はやめ、従来のように海上ルートの利用を国に要求すること。
 ウ その他
3 災害バンダナの作成、支給について
外見からでは分かりにくい聴覚障害者らに災害時、必要な情報や支援を届けるための取組が各地で進んでいる。
岐阜県関市は、四隅に耳が不自由です、目が不自由です、私は手話ができます、避難に支援が必要ですと、4種類のメッセージを記したバンダナを障害者らに配布している。
町田市では、ホームページで障害者支援バンダナを配布しますとの案内と併せて、災害時に、このバンダナを身につけている方を見かけたら積極的にお声掛けいただき、支援にご協力くださいと、支援を呼び掛けている。
 ア 全国の先進的な取組を参考に、港区でも災害バンダナを作り、配布すべき。
 イ その他
4 公衆電話をまちから消さないことについて
  総務大臣の諮問機関の情報通信審議会は、7月7日、公衆電話の設置基準の緩和に関する答申をまとめた。これにより、NTT東日本、NTT西日本が運営する第一種公衆電話は、現在の10万9千台から2万7千台と約4分の1に激減する。
携帯電話は災害が発生したら、通話制限され、使いものにならない。電池切れで使えなくなることも考えられる。
  港区は、東日本大震災を契機に、公衆電話回線を利用して屋外Wi-Fiを設置している。災害の時に役立つのは公衆電話だ。 
 ア これ以上、公衆電話を減らさないように、国に要請すること。
 イ その他
5 区有施設のインターネット環境の充実について
  区は2018年に区有施設における公衆無線LAN環境の整備方針を策定し、ICT活用のためにも速やかに環境整備を行うことを決めた。
現在、区民センター、いきいきプラザなど97施設において公衆無線LANを設置しているが、一施設一か所のみで、各部屋まで電波が届かないのが現状。
対応策としてモバイルルーターの貸出しをしているが、周知されていない。
 ア 全ての部屋にWi-Fi環境を整えること。
 イ Minato City Wi-Fiを利用するには登録が必要。各施設でWi-Fi設定のレクチャーをすること。
 ウ モバイルルーターの貸出し数を増やし、受付に貼り出すなどして周知を徹底すること。
 エ その他
6 子どものインフルエンザワクチン接種費用の全額助成と高校生まで拡大することについて
  我が日本共産党港区議員団だけでなく、多くの会派から質問がされてきた。その結果、区は生後6か月から中学3年生までの子どもを対象に1回3,000円の助成を始めた。歓迎すべきこと。
千代田区は高校生まで全額助成、渋谷区は中学3年生まで全額助成。新宿区は生活保護世帯を全額助成している。
昨年はインフルエンザの流行がなく、日本感染症学会では大きな流行を起こす可能性を心配している。
 ア 家庭の経済状況でワクチン接種をしないことがないよう、千代田区などのように、対象を高校生まで拡大するとともに、全額助成すること。
 イ 生活保護世帯は、無料でワクチン接種ができるようにすること。
 ウ その他
7 神宮外苑の市街地再開発について
  この計画は、神宮外苑の景観、環境、文化、貴重な緑等を根底から破壊し、神宮外苑としての歴史的成り立ち、文化的価値もないがしろにする計画。
この地域は、文教地区、風致地区であり、超高層ビルを建てることなどができない地域だ。
  この間、説明会が開かれたが、賛成する人は誰一人としていない。
  問題は、
一 港区は、神宮外苑イチョウ並木周辺を景観形成特別地区に指定し、景観を何よりも大切に守る地域としている。そして、景観重要公共施設として神宮外苑イチョウ並木を位置づけている。このイチョウ並木を中心とした神宮外苑の景観を破壊する計画を許してならない。
一 神宮外苑のイチョウ並木は、観光名所として、紅葉の時期には多く人々が訪れる、都心の貴重な憩いの場所です。今回の計画で、ホテル併設の野球場、高さ60メートルがイチョウ並木に迫って建設。190メートル、185メートル、70メートルの超高層ビルが建ち、景観が大きく損なわれることになる。
一 計画では、伊藤忠商事株式会社東京本社ビル約90メートルを190メートルに建て替え、近くに185メートルの複合ビルが計画されており、間を抜ける風の発生が予想され、今まで以上に広範囲に耐え難い風の影響がでる。
一 超高層ビルの建設によって、青山通りの景観が破壊される。東京2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針では、青山通りにふさわしい気品と魅力ある複合市街地を形成、現在の沿道建築物等との高さの調和に配慮するとしているが、190メートル、185メートルの超高層ビルは、青山通りにはない。東京都の指針にも反している。
一 神宮外苑は、都心での貴重なスポーツ施設が数多くあるスポーツのメッカです。スポーツ愛好者を追い出すもので許されません。(軟式野球場6面、室内練習場、バッティングセンター、ピッチングコーナー、テニスコート、フットサル場) 
  ア スケジュールありきでなく、近隣住民の合意と納得なしには進めないこと。
  イ その他
8 高輪築堤の全面保存と現地見学会の開催、第5・6街区の全面保存について
  10月14日付で、日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委員長から教育長あてに、高輪築堤跡の一般公開拡充を求める要望書が提出された。
要望書は、日本考古学協会では、埋蔵文化財保護対策委員会の要望書を皮切りに、2回の会長声明と、3回にわたる会長コメント、日本歴史学協会との共同要望を発出し、一貫して高輪築堤の全面保存を求めてきた。しかし極めて遺憾ながら、一部保存・一部移設・大半は記録保存して破壊という方針のもと、記録保存に伴う調査が進んでいる、と指摘している。
コロナ禍で、今までのような新自由主義に基づく企業の利益優先のやり方が見直されてきている。
世界的に貴重な鉄道遺跡、高輪築堤は全面保存に向けて、一度立ち止まって開発を見直すことが求められています。
 ア 全面保存を要請すること。
 イ 現地見学会の開催を要請すること。
 ウ 第5、第6街区については、全面完全保存を要請すること。
 エ その他
9 その他

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